89年放送:鬼平傑作作品集

さむらい松五郎

さむらい松五郎  ’89年9月6日

【あらすじ】
ある日、同心・山口平吉は、目黒で須坂の峰蔵に声をかけられる。
どうやら山口は、峰蔵の知り合いの盗賊・さむらい松五郎に顔がそっくりで、峰蔵は人違いをしているらしい。
山口は松五郎になりすまし、峰蔵の現在のお頭・ろくろ首の藤七一味のことを聞き出します。峰蔵は藤七一味から抜けたいと訴えます。だが、そんな時、本物の松五郎が現れて・・

【見どころ】
坂東八十助(当時)が、山口と松五郎のニ役を演じています。特に山口役での、どこかとぼけた味わいがいい。

【ポイント】
原作では木村忠吾の話。ドラマで、「本物の松五郎はヘソの上にホクロがある」と峰蔵に語る。おちょうも登場しない。
また、本物の松五郎と偶然に出会って捕えるのは、酒井ではなく小柳。

脚本=下飯坂菊馬 監督=吉田啓一郎
出演=平蔵、久栄、酒井、小柳、沢田、竹内、山崎、伊三次、おまさ、
山口平吉・さむらい松五郎(坂東八十助)、須坂の峰蔵(赤塚真人)、ろくろ首の藤七
(深江草喜)、おちょう(石い裕子)、お兼(速水典子)、阿久津(小池雄介)
赤尾の清兵衛(平井靖)